中入り/読書とブログを巡るあれこれ

 今回は趣向を変えて、ちょっとした思い出話などを。
 この読書ブログを始めたのは2010年の2月末だから、かれこれ通算で5年以上になる。最初のうちは週2回の更新をしていたが、仕事が忙しくなったので今は週1回が基本。ときどき遅れたりもするけれど、飽きっぽい性格なのに我ながらよく続いているものだと思う。(笑)
 始めた直接のきっかけは、読んだ本の内容を忘れないための備忘録代わりだった。長年ノートにつけていた読書メモをワープロに置き換えたので、そのままにするのも勿体ないのでネットで公開しようと、ホームページを開設していた友人に新年会であったときに相談をもちかけたのだ。そうしたらホームページよりブログの方が簡単だからとアドバイスをもらい、あれこれ準備に手間取りながらもおよそ2か月後には公開までこぎつけることができた。
 当然のことながら初めの数か月は訪問してくれる人など殆どいない。それでもずっと続けていたのは、定期的な更新が大事だと友人から教えてもらっていたことと、もうひとつやはり備忘録を兼ねていたから。(そうでなければ面倒になってそのうち止めてしまっていたかもしれない。)
 その頃の愉しみは取引先の読書好きな人と、このブログをネタにして話をすること。それまでは日常生活のなかで本の話をすることなんて皆無に等しかったから、それでも充分に嬉しかった。盆と正月に友人と会って本の話をするのが唯一の愉しみだった時からすれば、読書環境は大きく変化したといえるだろう。
 読書環境が大きく変わった次のきっかけはSNS(ツイッター)を始めたことだった。実をいうと最初のうちはツイッターなど全く興味が無く、ブログについて教えてくれた友人に誘われるままツイッターのアカウントを作ったのも、彼らと簡単に連絡がとれるということ以外には、「ツイッターからブログを訪問してくれる人が多い」という程度の理由からだった。
 ところが初めてみたところ、その魅力にどっぷり浸かってしまった。なんせ作家や翻訳家、書評家や出版社の方たちと直接やりとり出来るのがすごい。(もちろん気さくな々方だからこそ応じて頂けるのではあるが。)話をするうち読書好きな仲間も増えていき、いつのまにか「本好きクラスタ」とでもいうべきタイムラインが出来上がっていた。
 もうこうなってしまった以上、ツイッターを止めようなどという気はさらさら無い。もはやブログの宣伝の為ではなく、ツイッターで好きな本の話をしたり気になる新刊情報をいち早く手に入れたり、あるいはそれまで聞いた事も無かった本について教えてもらえるのが愉しくて堪らない。
 そうこうするうちツイッターで知り合った皆さんと東京でオフ会を開いたり、あるいは名古屋で開かれている翻訳ミステリー関係の読書会に参加するようになり、以前は考えられなかったほど本をきっかけにしたコミュニケーションの場が広がって今に至っている。現在では年に1、2度は東京に遠征してオフ会で濃い本の話をする他、数か月に一度は何かしらの読書会に参加したり、あるいは本に絡んだイベントに参加したりと、どっぷりと浸かってしまっている。おそらく休日の半分くらいは何かしら、読書に関する活動をしているのではないだろうか。(そして残りの時間は本を読む時間にあてている。/笑) いやあ、この年になってこんなに愉しいことがあるなんて、人生まだまだ捨てたもんじゃないね。(笑)
 しかし思えばすべてはこのブログをひっそりとオープンした時から始まっているわけで、おおもとになったこのブログは、これからも続けられる限りずっと続けて行きたいものである。

 いつもながら好き勝手書き散らかしているブログですが、いつもご訪問いただきありがとうございます。おかげさまでいつの間にやら訪問者数も90000を超え、もう暫くしたらカウンターが一周しそうな勢いです。
 本のジャンルもバラバラでまとまりのない記事ばかりですが、宜しければたまには覗いてやってくださいませ!
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No title

こんにちは。舞狂小鬼さん。コメントするの初めてだと思います。いつも上手な文章で楽しませてもらっている、いちファンです。
私もノートに備忘録として書き出していたのですが、読書メモとして機能しないことがたびたびありました。そう読み返してみても何が書いてあるのか分からないのです。そこで、人に理解できるように整理して書けば自分でも意味のあるものになるのではないかと思い、ブログに書き出し始めました。
しかし、更新も遅いですし、如何せん児童文学というマイナーなジャンルのためか、人がきません(笑)
ほぼ自分用です。まあ当初の目的は果たしているのでよしとしています。本当は悲しいかも(´_`。)

かがり様

コメントを有難うございました。全然上手な文章でなくて恐縮ですが、いつもご訪問頂きましてありがとうございます。

そうですよね、やっぱり最初は備忘録ですよねえ(笑)。

ところで「かがりの森」は、わんちゃんや料理の写真も児童文学の記事も、どれも愉しいですね。児童文学はほとんど知らない世界なので、いつも興味深く拝見させていただいています。

昔の作品に今の作品と、また色々と紹介してくださいませ。愉しみにしておりますので(^^)

お世話になっています

お久しぶりです。以前、ジョン・クロウリー著「リトル、ビッグ」のことで質問して以来コメントをします。

5年以上もブログを続けているとは、更新停止のブログが多いなか凄いことだと思います。
私も読書の備忘録はつけたいと思っていますが、ストレスになったりして面倒と感じます。今は印象に残った本のタイトルを書いていったり、他の人のブログの記事にコメントするのが精一杯です。

しかし、舞狂小鬼さんは地道に続けていった結果、このようなコミュニケーションの場を色々と作っていけたのが偉いと思います。読書は極めて個人的な趣味であるからこそ、こうして他の人と交流し理解を深めることが大切なのかもしれません。

とりとめのないコメントになりましたが、これからも無理せず更新してくれたらファンとしてはうれしいです。頑張ってください。

追記:ちなみに、「リトル、ビッグ」は未だに読了していません、すみません。何とかして舞狂小鬼さんの応援に応えたいところです。気長に感想コメントを待ってくれたらありがたいです。

reclam様

コメントありがとうございます。お久しぶりです!

振り返ってみればだらだらと長く続いていますが、
これも思いつくままに好き勝手書いているからだと思います。
このようないい加減な駄文にいつもお付き合いいただき恐縮です。
大変ありがとうございます。

ブログやツイッターを始めて分かったのは、
意外に同好の士は世の中に多くいるものだということでした。
そのおかげで、こうしてreclamさんともお話できたわけですし。

これからも気負わず肩の力を抜いて続けて行こうと思いますので、
宜しければ気長にお付き合いいただけると嬉しいです。
(「ファン」などと言われてしまと、こっ恥ずかしいですが。/苦笑)

『リトル・ビッグ』慌てないでごゆっくりどうぞ。またいつか読み終えて気が向いたら感想をお聞かせくださいませ。それではまた(^^)
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Author:舞狂小鬼
サラリーマンオヤジです。本から雑誌、はては新聞・電車の広告まで、活字と名がつけば何でも読む活字中毒です。息をするように本を読んで、会話するように文を書きたい。

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