2010年4月の読了本

『艸木虫魚』 薄田泣菫 岩波文庫
  *明治~大正期にかかれた随筆集。
『空海の夢』 松岡正剛 春秋社
  *空海の出自や著作を巡ってあちらこちらと考察を繰り広げる。
『澁澤龍彦 ドラコニア・ワールド』 集英社新書
  *澁澤龍彦が残した様々なオブジェの写真とともに、それにまつわるエッセイを抜粋
   して集めた本。読んだことがある文章が殆どだが、実物の写真と一緒に読むとまた
   格別。 ところで開高健といい澁澤龍彦といい、死後20年以上を経て今なお「新刊」が
   出るとは相変わらず根強い人気だ。
『タフの方舟2 天の果実』 ジョージ・R・R・マーティン ハヤカワ文庫
  *生物工学を駆使して惑星改造を行う環境エンジニアが主人公の物語。
   最後の話は結構苦い結末で、1よりも更に面白かった。
『場所の現象学』 エドワード・レルフ ちくま学芸文庫
  *「場所」に関して、現象学という哲学の手法を用いて分析を行った本。
『ジャッキー、巨人を退治する!』 チャールズ・デ・リント 創元推理文庫
  *現代の都会を舞台にしたファンタジー。ポジティブ思考な主人公のおかげで、
   読んでて元気が出る。
『連環記・他一篇』 幸田露伴 岩波文庫
  *露伴晩年の作。寂心や寂照など実在した高僧の生涯に題材をとった、随筆とも
   創作とも言い難い不思議な作品。70歳を過ぎてから書かれたとは信じがたい。
『パラダイムとは何か』 野家啓一 講談社学術文庫
  *パラダイムという概念について、クーンが提唱した本来の意味に立ち返って解説。
『憲法九条を世界遺産に』 太田光・中沢新一 光文社新書
  *爆笑問題の太田が思想家の中沢新一と「憲法九条」について語った対談集。
『風姿花伝・三道』 世阿弥 角川文庫ソフィア
  *能の大成者である世阿弥が後継者に対して書いた、演技の作法一座の棟梁としての
   心得をまとめた書。「奥義」と「花修」の章が教育書としても秀逸。
   「秘伝が存在することを周りに秘密にすること」も秘伝であるというくだりは、
   目からウロコが落ちた。
『江戸の想像力』 田中優子 ちくま学芸文庫
  *平賀源内と上田秋成の二人を軸に、18世紀江戸文化の秘密を探る。
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サラリーマンオヤジです。本から雑誌、はては新聞・電車の広告まで、活字と名がつけば何でも読む活字中毒です。息をするように本を読んで、会話するように文を書きたい。

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