泉鏡花と幸田露伴_My favorite 12

<マイベスト>
★泉鏡花
 「高野聖」「天守物語」「夜叉が池」「草迷宮」「薬草取」「海異記」
 「陽炎座」「眉かくしの霊」「歌行灯」「国貞えがく」など
★幸田露伴
 「幻談」「観画談」「魔法修行者」など

 近世日本の粋な文章が満喫できるので気に入っている二人。文章に品があるというか風格があるというか、かつてはこういう文章を書ける人が居たのだなあ...としみじみ感じる。泉鏡花は幻想短篇に名作が多いが、短篇の人情話にも好いのがある。普通に手に入るのは「高野聖」など特定の作品に偏っていて、ちくま文庫の泉鏡花集成が絶版になったのが辛い。幸田露伴に至っては現在では入手はほぼ壊滅的で、岩波で僅かに残っているだけ。(あ、ちくま日本文学とか講談社文芸文庫が少しあったか。)仕方ないので手に入るものをちびちびと読んでいる。「幻談」は何度読んでも凄い作品だと思う。

【人と作品】
 泉鏡花は尾崎紅葉の門徒で、夏目漱石にも「天才」と言われた程の文才を持つ。作品は幻想小説に属するものと花柳界を題材にしたものに大きく分かれる。幸田露伴は『五重塔』が文学史に出てくるくらいで今では殆ど忘れられているが、江戸の風俗や古典などにも造詣が深く、随筆も多く書いた。
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サラリーマンオヤジです。本から雑誌、はては新聞・電車の広告まで、活字と名がつけば何でも読む活字中毒です。息をするように本を読んで、会話するように文を書きたい。

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