ノンフィクション系

 普段読んでいる本の節操のなさには、我ながらいつも呆れている。しかし同じジャンルの本ばかり読んでいると飽きてきてしまうので、こればかりは致し方ない。数冊の本を併読しているも同じ理由だ。ノンフィクションに飽きるとエッセイをかじったり、気分が乗ればとっておきの小説を引っ張り出したりして、その時の雰囲気で読み分けている。(おかげでカバンの中にはいつも3~4冊の本が入っているので、重たくてしょうがないが。/笑)
というわけで今回はこれまで読んだ本の中から、ノンフィクション系(≒小説以外のもの)について、これまでの記憶から思い入れや印象の強いものを、かいつまんでご紹介してみる。

 注)出版社に関しては自分が読んだものか、もしくはその後に文庫化されたものを、知って
   いる範囲で記載してある。ただし古い本も多いため、現在は入手困難なものや版元が
   変わっている本もあろうかと思う。最新情報についてはネット検索等でご確認頂けると
   幸い。

<哲学・思想系>
『テロルの現象学』笠井潔/ちくま学芸文庫/哲学
『虹の理論』中沢新一/講談社文芸文庫/思想・評論
『森のバロック』中沢新一/講談社学術文庫/評伝・思想
『緑の資本論』中沢新一/ちくま学芸文庫/思想・評論
『ニーチェ入門』竹田青嗣/ちくま新書/哲学
『現象学入門』竹田青嗣/NHKブックス/哲学
『マックス・ヴェーバー入門』山之内靖/岩波新書/思想
『隠喩としての病』スーザン・ソンタグ/みすず書房/思想・評論
『新教養主義宣言』山形浩生/河出文庫/思想・評論
『山水思想』松岡正剛/ちくま学芸文庫/思想
『連塾 方法日本(Ⅰ~Ⅲ)』松岡正剛/春秋社/思想
『ニッポンの思想』佐々木敦/講談社現代新書/思想紹介・評論
『探求(Ⅰ・Ⅱ)』柄谷行人/講談社学術文庫/哲学・思想
『身体感覚で「論語」を読みなおす』安田登/春秋社/思想
『神話学講義』松村一男/角川選書/思想紹介

<医学・心理学・自然科系>
『精神と物質』立花隆・利根川進/文春文庫/医学・生理学
『プルーストとイカ』メアリアン・ウルフ/インターシフト/医学・生理学
『進化しすぎた脳』池谷裕二/講談社ブルーバックス/医学・生理学
『日本人の脳に主語はいらない』月本洋/講談社選書メチエ/医学・言語学
『知覚の呪縛』渡辺哲夫/ちくま学芸文庫/心理学・思想
『ユング心理学入門』河合隼雄/岩波現代文庫/心理学
『創造する無意識』ユング/平凡社ライブラリー/心理学・芸術
『深海生物学への招待』長沼毅/NHKブックス/生物学
『生命はなぜうまれたのか』高井研/幻冬舎新書/深海生物学
『カンブリア紀の怪物たち』サイモン・モリス/講談社現代新書/古生物学
『不均衡進化論』古澤満/筑摩選書/生物学
『真空とはなにか』広瀬立成・細田昌孝/講談社ブルーバックス/物理学
『質量はどのように生まれるのか』橋本省二/講談社ブルーバックス/素粒子物理学
『ハッブル望遠鏡が見た宇宙(正・続)』 野本陽代/岩波新書カラー版/天文学・写真解説
『エレガントな宇宙』ブライアン・グリーン/草思社/宇宙物理学
『極限の科学』伊達宗行/講談社ブルーバックス/物理学
『複雑系』M・ミッチェル・ワールドロップ/新潮文庫/カオス理論
『アフォーダンス入門』佐々木正人/講談社学術文庫/アフォーダンス理論
『サル学の現在』立花隆/文春文庫/動物学

<社会学・人文系>
『異人論』小松和彦/ちくま学芸文庫/民俗学
『悪霊論』小松和彦/ちくま学芸文庫/民俗学
『百鬼夜行絵巻の謎』小松和彦/集英社新書ビジュアル版/民族学
『妖怪草子』荒俣宏・小松和彦(対談)/学研M文庫/民族学
『定本 二笑亭綺譚』式場隆一郎・他/ちくま文庫/建築
『建築探偵の冒険』藤森照信/ちくま文庫/建築・博物学
『江戸の想像力』田中優子/ちくま学芸文庫/江戸文化
『日本の書物』 紀田順一郎/ちくま文庫/書籍ガイド
『本朝幻想文学縁起』荒俣宏/工作社/文学ガイド
『理科系の文学史』荒俣宏/工作社/文学ガイド
『書誌学の回廊』林望/日本経済新聞社/人文研究
『犬は「びよ」と鳴いていた』山口仲美/光文社新書/言語学・文学
『文明の生態史観』梅棹忠夫/中公文庫/歴史学
『定本 想像の共同体』ベネディクト・アンダーソン/書籍工房早山/社会学
『群衆』松山巌/中公文庫/社会学・評論
『キリストと聖骸布』ガタエノ・コンブリ/文庫ぎんが堂/歴史学
『百鬼夜行の見える都市』田中貴子/ちくま学芸文庫/民俗学
『学問の春』山口昌男/平凡社新書/学問全般
『文学全集を立ち上げる』丸谷才一・三浦雅士・鹿島茂(対談)/文春文庫/文学

<芸術・芸能、時事・風俗系>
『東京ミキサー計画』 赤瀬川原平/ちくま文庫/芸術
『超芸術トマソン』赤瀬川原平/ちくま文庫/芸術
『龍安寺石庭を推理する』宮元健二/集英社新書/建築・歴史
『幻想の中世(1・2)』 バルトルシャイティス/平凡社ライブラリー/ゴシック芸術
『能楽への招待』梅若猶彦/岩波新書/芸術・芸能
『東京路上博物誌』藤森照信・荒俣宏/鹿島出版会/博物学・建築
『闇に消えた怪人』一橋文哉/新潮文庫/ノンフィクション(グリコ森永事件)
『地球の上に朝が来る』池内紀/ちくま文庫/芸能史
『ほぼ日刊イトイ新聞の本』糸井重里/講談社文庫/ノンフィクション(ネットビジネス)

<書籍系>
『書店風雲録』田口久美子/ちくま文庫/ノンフィクション(リブロ)
『ボン書店の幻』内堀宏/ちくま文庫/ノンフィクション(ボン書店)
『女子の古本屋』岡崎武志/ちくま文庫/インタビュー(古本)
『ブックライフ自由自在』荒俣宏/集英社文庫/稀書コレクション
『稀書自慢 紙の極楽』荒俣宏/中公文庫/稀書コレクション・写真解説
『新版 古書街を歩く』紀田順一郎/福武文庫/エッセイ(古本)
『探書記』横田順彌/本の雑誌社/エッセイ(古本)
『ブックハンターの冒険』牧眞司/学陽書房/エッセイ(古本)
『編集狂時代』松田哲夫/新潮文庫/自叙伝(筑摩書房)
『ビールと古本のプラハ』千野栄一/白水Uブックス/エッセイ(紀行・本)
『本棚探偵の冒険』喜国雅彦/双葉文庫/エッセイ(古本・コレクター)
『古本道場』角田光代・岡崎武志/ポプラ文庫/読書ガイド・古本
『こちら本の探偵です』赤木かん子/ちくま文庫/エッセイ(古本・児童書)
『全身翻訳家』鴻巣友季子/ちくま文庫/エッセイ(読書ガイド)

<その他(評伝・紀行・エッセイなど)>
『オーパ!』開高健/集英社文庫/紀行・釣り
『パリからのおいしい話』戸塚真弓/中公文庫/食・紀行
『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』石井好子/河出文庫/食・紀行
『沖縄にとろける』下川裕治/双葉文庫/紀行
『けものづくし』別役実/平凡社ライブラリー/エッセイ(ノンジャンル)
『鳥づくし』別役実/平凡社ライブラリー/エッセイ(ノンジャンル)
『素人庖丁記』嵐山光三郎/講談社文庫/食
『白川静』松岡正剛/平凡社新書/評伝・思想
『悪党芭蕉』嵐山光三郎/新潮文庫/評伝・文学
『外骨という人がいた!』 赤瀬川原平/ちくま文庫/評伝・エッセイ
『大東亜科学綺譚』 荒俣宏/ちくま文庫/科学評伝
『僕の叔父さん網野善彦』中沢新一/集英社新書/評伝・エッセイ
『わたしの開高健』細川布久子/集英社/評伝・私的思い出
『赤めだか』立川談春/扶桑社/自叙伝・落語

 ふう、お疲れ様でした。まだまだあるけど切りがないのでこれくらいで。
 しかしこうしてみると、我ながらノンフィクション系といえど、各ジャンルとも趣味が偏っているなあ(苦笑)。他の人が読んで自分と同じように面白いか保証の限りでは無いけど、「ふーん、こいつはこんなのを読んでるんだな」という程度でご笑覧いただければありがたい。(笑)
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

No title

 おぉっ、『複雑系』読まれていましたか。
この本は、全編、経済学で行くのかと思いきや、そうでもなかったですね。読み物としては面白かったです。
 最近どうなっているんでしょうね?複雑系。

kappamama様

本当に。
ニューロやファジー理論などと一緒で一時もてはやされましたけど、
最近、とんと聞かないですね。

『複雑系』はなんとなく「梁山泊に集まりし108人」とか、
「八つの珠に導かれし八犬士」みたいなノリで読んでいました(笑)。
最新記事
カテゴリ
プロフィール

舞狂小鬼

Author:舞狂小鬼
サラリーマンオヤジです。本から雑誌、はては新聞・電車の広告まで、活字と名がつけば何でも読む活字中毒です。息をするように本を読んで、会話するように文を書きたい。

最新トラックバック
FC2カウンター
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR