マンガ・映画・音楽など_My favorite 21

 ※今回は昔の思い出にどっぷり浸かったマニアックな趣味が全開の話なので、興味のない方は
  どうぞ読みとばしてください。

 これまでの『My favorite』では活字本を中心に書いてきたので、今回は趣向を変えて活字以外の諸々について、気の向くままに書き連ねてみたい。もう何年も実家に置きっぱなしで、とんとご無沙汰しているものや、今でも時折手に取ってみるものまで色々あるが、いずれにしても他の人には理解頂けない話が多くなりそう。(笑)
<マンガ>
 ますむらひろしと諸星大二郎については以前に書いたことがあるが、小さい頃からマンガを読みまくっていたせいで、お気に入りだった作家は他にも大勢いる。思いつくままに挙げてみると、大友克洋・水木しげる・たむらしげる・鴨沢裕仁・村野守美・高橋葉介・森雅之・寺島令子・吾妻ひでお・つげ義春などなど。(きりがないのでこれくらいで。/笑)思い返してみると、高校から大学のころはマンガ雑誌に片っ端から目を通していた気がするなあ。ホントに勉強やってたんだろうか。(^^;)
もちろん少年誌に載った有名な作品も読んではいたが(*)、どちらかというと思い入れが強かったのは、『ガロ』や『まんが少年』など少し傍流(失礼)の雑誌に載っていたマンガ家の方。

   *…いわゆるジャンプ/マガジン/サンデー/チャンピオンの4大少年誌はもちろん、
     ビッグコミックやアクションといった青年誌まで、気になる作家は毎週一通り目を
     通していたはず。大御所では手塚治虫や永井豪に望月三起也といったあたりから、
     池上遼一(『男組』)や鴨川つばめ(『マカロニほうれん荘』)も大好きだった。

 先ほど名前を挙げたマンガ家には有名なのから“知る人ぞ知る”というのまで色々だと思う。わからない人にはつまらない話が続いて申し訳ないが(笑)、記憶の中からいくつか引っ張り出してみよう。
■大友克洋
  一般的には『AKIRA』や『童夢』といった長篇作品が有名だし確かに面白いのだが、
  初期の『ショートピース』や『さよならニッポン』といった短篇集の味も捨てがたい。
  「宇宙パトロールシゲマ」のとぼけた感じや、「聖者が街にやってくる」の感動が好きだ
  なあ。
■水木しげる
  今や押しも押されもせぬ大作家だが、自分が夢中になっていた頃はかなりマニアックな
  人気を誇っていた気がする。一番好きなのは『悪魔くん千年王国』と『墓場の鬼太郎』。
■たむらしげる
  昔「ブロードキャスター」というニュース番組の冒頭にかかっていたアニメを覚えている
  人はいるだろうか? もともとイラストレーターだけあり、透明感溢れるスマートな絵柄
  とファンタスティックなストーリーがマッチして好い雰囲気。『フープ博士の月への旅』
  とか『スモール・プラネット』『水晶狩り』などは何度読み返したことか。
■鴨沢裕仁
  『ビックリハウス』という雑誌の表紙に起用されていたので、絵を見れば思い出す人も多
  いはず。作風は稲垣足穂の影響をかなりうけているが、絵柄のせいで全体の印象はもっと
  ポップな感じ。『クシー君の発明』や『クシー君の夜の散歩』が好きだった。
■村野守美
  アクションに掲載されていた『オサムとタエ』のシリーズが甘酸っぱい感じで好きなのだ
  が、単独作品としては『スーパーマンの息子』という本に収録の「マイ・ドラキュラ」が
  最高。昔角川が作ったアニメ『カムイの剣』のキャラクターデザインの人といえば分かる
  かな?

<映画>
 映画は黒沢明など邦画の全盛期をしらない世代なので(あとでテレビやビデオでみた)、もっぱら洋画ばかり見ていた。監督や俳優にはさほどこだわりがなくて、面白ければアクション物でもパニック物でもコメディでも何でもOK。あ、でもアンドレイ・タルコフスキーやルイス・ブニュエルが監督した作品などは、新作が映画館にかかると大概は観に行っていたかも。スピルバーグやジョージ・ルーカスあたりの王道エンタメ作品も観ていたけど、マンガと同じく映画でも生来のマニアックな性格が見え隠れしている気が。
自分の場合、映画でいちばん基礎になったのはテレビの洋画番組。(**)いわゆる往年の名画といわれるものは、テレビで一通り観た気がする。『サウンド・オブ・ミュージック』『大脱走』『パピヨン』『アラビアのロレンス』『夜の大捜査線』『セルピコ』『イルカの日』『ブラザーサン・シスタームーン』などなど。今ではなかなか時間が取れなくて、じっくり映画を見る機会も減ってしまったけれど、大スクリーンでみるワクワク感はやはり捨てがたいものがある。TOHOシネマズでやっていた『午前十時の映画祭』のような企画はこれからも大歓迎。

  **…荻昌弘が解説をやっていた『月曜ロードショー』に始まり、水曜日は水野晴郎の
     『水曜ロードショー』。金曜日は高島忠雄の『ゴールデン洋画劇場』を見て日曜日
     に淀川長治『日曜映画劇場』で〆るというのが定番。昔はテレビで結構いい映画を
     やっていた。

<音楽>
 最後は音楽について。一番音楽を聴いたのは大学生および社会人になって数年の間だと思う。邦楽だと、ちょうどその頃のバンドブームで登場した中から、やはり例によってマニアックなのを(苦笑)聴いていた。例を挙げればテレビ番組『いかすバンド天国(イカ天)』でメジャーになった「たま」や「人間椅子」「ビギン」「フライング・キッズ」や、先回も取り上げた筋肉少女帯。そうそう、昔からのバンドではRCサクセションも大好きだ。洋楽は友人の影響で聴き始めたプログレッシブ・ロックが気に入って、キング・クリムゾンとかYES、EL&P、ジェネシスあたりは一通り。でも洋楽の場合は他にもレッド・ツェッペリンやドアーズ、ボブ・ディランにスティーリー・ダンまで節操無くなんでも聴く雑食系。その中でも好きなのはちょっとひねくれた感じのポップロックかな。一番好きなのはXTCというバンドで、他にもスクィーズやエルビス・コステロ、ロキシー・ミュージックやトーキング・ヘッズなどがお気に入り。(このあたりはいまだに通勤途中にかけたりもしている。)
 
 うーん、あんまり細かくして殆どの人に分からない話題を書いてもしかたないと思い、かなり大雑把にしたつもりだったのだが...。こうして改めて眺めてみると、なんとも偏った趣味嗜好だなあ。つねにメジャーな位置から外れよう外れようとしている自分が居るようで、読んでいて何とも気恥かしい。
 まあこんな人間でも、一応は普通の社会生活を送れている(と自分では思っている)のでご安心を。(笑)
スポンサーサイト

エッセイ_My favorite 20

 久方ぶりに自分が好きなものについて書いてみよう。今回はエッセイについて。

エッセイは概ねどんなものでも好いが、特によく読むジャンルは次の3つ。
 1)本(作家や本自体に関する内容の他、読書という行為や古本、翻訳についてなど色々)
 2)食べ物(作るのでも食べるのでも、どちらの話題も好き)
 3)ご当地もの(国や地域は問わないし、旅行記でもお国自慢でもOK)

 好きなエッセイストを挙げると、例えば「本」についてなら、古書店主でもあり直木賞作家(『佃島ふたり書房』)でもある出久根達郎氏。博物学や幻想小説、それに稀覯本の収集など多岐に亘る趣味をもつ荒俣宏氏なども。また、翻訳家の方々のエッセイには面白いものが多いので好んでよく読む。「食べ物」であれば、食べ物エッセイの白眉『丸かじりシリーズ』で有名なマンガ家の東海林さだお氏や、元祖遊び人・嵐山光三郎氏の稚気に溢れた文章などが好い。
 「ご当地もの」ではこれといってひいきの著者はないが、それは逆にどんな人の本でも読むということの裏返しでもある。国内なら沖縄や北海道などちょっと遠いところのエッセイが好きだし、ヨーロッパやアジアなど世界各地を旅したり辺境/冒険紀行も大好物。普通の人がいけないような場所の探訪が愉しい。(要は何でもいいんだね、きっと。/笑)
 もちろんこればかりではない。芸術・文化系では別項であげた澁澤龍彦氏はもちろんのこと、『超芸術トマソン』や路上観察学会の赤瀬川源平氏や劇作家・別役実氏のエッセイもすこぶる面白い。その他のジャンルでは例えば建築では藤森照信の『建築探偵シリーズ』なども。とまあ、挙げていけばきりがないのだが、さすがに『建築探偵』のあたりまでくると徐々にノンフィクションとの境目がぼやけていき、いつの間にか学術書と区別がつかなくなっていく。(もっとも自分はどちらも同じように愉しむので、とりわけ区分は意識していない。)

 今までとりたてて考えたことはなかったのだけれど、自分がエッセイを読む時はどんな時なのだろうか?改めて考えてみると、頭や心がくたびれている時ではないかという気が。仕事で脳ミソが疲れている時には読みかけの学術書に手を出すのはしんどい。かといって小説は(なまじっかノリが良いだけに、)逆にのめり込んでしまって、読後にどっと疲れがでることも。また内容が重たいと気分が落ち込んでしまうおそれもある。
 したがって、くたびれた時こそエッセイの“軽さ”がありがたい。良いエッセイを読むと丁度いい感じで心に染みてきて、心の奥底の凝り固まった部分を解きほぐしてくれる感じがする。してみると自分にとってエッセイとは。活字生活を支える大切な潤滑油と言えるかもしれない。
 きっとこれからも良い出会いを期待しつつ読み続け、エッセイコレクションが増えていくのだろうなあ。(笑)

 以下に今まで読んで面白かったエッセイのうち代表的なものを順不同で挙げてみよう。とりあえずジャンルを分けては見たが、内容がかぶっているものもあるのであくまでも参考程度に。またお気に入りのエッセイは日々増えているので、あくまでも現時点での内容ということで。

<本>
 出久根達郎『古書彷徨』『古本綺譚』『漱石を売る』など
 北原尚彦『キテレツ古本漂流記』
 牧眞司『ブックハンターの冒険』
 鹿島茂『子供よりも古書が大事と思いたい』
 荒俣宏『ブックライフ自由自在』『理科系の文学史』など
 喜国雅彦『本棚探偵シリーズ』 
<食べ物>
 嵐山光三郎『素人庖丁記シリーズ』
 東海林さだお『丸かじりシリーズ(○○の丸かじり)』
 石井好子『巴里の空の下オムレツのにおいは流れる』など
<ご当地>
 林望『イギリスはおいしい』
 玉村豊男『パリ、旅の雑学ノート』
 下川裕治『沖縄にとろける』
<翻訳家>
 柴田元幸『生半可な學者』
 岸本加代子『根にもつタイプ』『気になる部分』
 金原瑞人『翻訳家じゃなくてカレー屋になるはずだった』
 鴻巣友季子『全身翻訳家』
<芸術系・他>
 赤瀬川源平『超芸術トマソン』『東京ミキサー計画』『外骨という人がいた』
 別役実『虫づくし』『道具づくし』『けものづくし』『当世商売往来』など
 藤森照信『建築探偵の冒険』など

 まだまだあるけど、きりがないので今回はこれくらいで。

その他の作家・作品(国内)_My favorite 19

 個別に取り上げなかった作家や作品をまとめて挙げていく4回目。今回は国内の作家・作品について、思いつくまま順不同に挙げていく。(実は国内作家はそれほど読んでいるわけではない。きっとこれ以外にも面白いものは数多くあると思うのだが。)

 ★筒井康隆
  『馬の首風雲録』 ハヤカワ文庫→扶桑社文庫
  『夢の木坂分岐点』 新潮文庫
  『驚愕の嚝野』 河出文庫(この作品のみ単独収録のもの)
  「ヨッパ谷への降下」「遠い座敷」などの短篇 新潮文庫ほか
   *基本的にどれも好きなんだが、1981年の『虚構船団』から断筆宣言前の1993年
    『パプリカ』までの活躍は鬼気迫るものがある。
 ★山野浩一
  『X電車で行こう』『鳥はいまどこを飛ぶか』 以上、ハヤカワ文庫
  『レボリューション』 NW-SF社
   *日本におけるニューウェーブ運動の中心人物。もっと評価されてしかるべきだと
    思うけどなあ。ハヤカワの2冊は古書価も安いからお薦めだが、本当は『殺人者の空』
    なんかが普通に読めるようになって欲しい。
 ★稲垣足穂
  『一千一秒物語(新潮文庫版)』他、ちくま文庫や河出文庫など
  『ヰタ・マキニカリス』河出文庫など
   *自分が「モダニズム」に対して持つイメージのもとになったひとり。無機質な感じ
    が堪らなく好い。『一千一秒物語』は各社からでているが、他の収録作も粒ぞろい
    なので新潮文庫版がとくに気に入っている。
 ★山田正紀
  『宝石泥棒』 ハルキ文庫
  『地球・精神分析記録(エルド・アナリュシス)』 徳間文庫
   *作者自身も自分の作品に対してどこか醒めたところが感じられるせいか、ずば抜けた
    「大傑作」と思えるのは意外と少ない気がする。(失礼/笑)
    でも確実に80点以上のレベルをキープしてくれるので、安心して手に取れる作家の
    ひとり。ミステリに軸足を移してからもだいぶ追っかけている。
 ★堀晃
  『アンドロメダ占星術』 徳間文庫
  『梅田地下オデッセイ』 ハヤカワ文庫
  『遺跡の声』 創元SF文庫
   *中高生だった自分にとって堀晃は「かっこいい作家」だった。宇宙ハードSFを
    書ける貴重な日本人作家として多分全作品を追っかけていたと思う。「トリニティ」
    のシリーズが『遺跡の声』としてまとめられたのは嬉しい出来事だった。
    『梅田地下オデッセィ』は残念ながら復刊はされないだろうなあ。
 ★笠井潔
  『テロルの現象学』 ちくま学芸文庫
  『バイバイ、エンジェル』『サマーアポカリプス』『薔薇の女』『哲学者の密室』
                                以上、創元推理文庫
   *笠井潔はミステリやSF小説の作家だけでなく他にも評論家など色んな顔をもって
    いる。しかし自分にとっては「ミステリと現代思想の幸福な融合」を実現して
    くれる作家のイメージがいちばん。矢吹駆シリーズ(海外篇のほう)は、完結まで
    ちゃんと追っかけるつもり。
 ★島田荘司
  『占星術殺人事件』『斜め屋敷の犯罪』『御手洗潔の挨拶』 以上、講談社文庫
  『奇想、天を動かす』 光文社文庫
   *「御手洗潔」と「吉敷竹史」を主人公にした2大シリーズが有名だが、御手洗の方は
    傑作とそうでないものとの落差が激しいので油断がならない。(笑) 
    ノンシリーズでは『火刑都市』や『死者が飲む水』なんかも渋くて好きだ。
 ★山口雅也
  『キッド・ピストルズの冒涜』『キッド・ピストルズの妄想』『生ける屍の死』
  『日本殺人事件』 以上、創元推理文庫
   *急病でしばらく休んでいたがまた復帰してくれて嬉しい。病気になる前までの
    作品群はまるで奇跡のような出来栄え。
 ★京極夏彦
  『魍魎の匣』『鉄鼠の檻』『絡新婦の理』『巷説百物語』『続巷説百物語』
                              以上、講談社文庫
   *『姑獲鳥の夏』を初めて読んだときにはぶっ飛んだ。京極堂シリーズでは
    『絡新婦の理』までは全部複数回読み返してるんじゃないかな?百物語シリーズでは
    『続巷説…』の後半が特に好き。
    ちなみに『魍魎…』はミステリとしての面白さで、『鉄鼠…』はペダンチック
    (衒学的)な面白さで、そして『絡新婦…』は小説としての完成度でそれぞれ一番。
 ★高橋源一郎
  『さようなら、ギャングたち』『ジョン・レノン対火星人』 以上、講談社文芸文庫
   *自分の頭のなかでは高橋源一郎と村上春樹と村上龍の3人は、全部同じイメージで
    まとまっている。(なんだかポップでカッコイイという感じ。)
    ただ単にデビュー当時に感じた雰囲気が更新されてないだけなんだけど。(笑)
 ★山田風太郎
  『魔界転生』『甲賀忍法帳』 以上、角川文庫や講談社文庫など
  『幻燈辻馬車』 河出文庫など
   *云わずと知れた日本を代表する娯楽小説の大家で、何年かごとにリバイバルブームが
    訪れる。忍法帳シリーズと明治物はほぼ読んだと思うが、あまりの面白さに一時に
    集中して読んでしまうため、そのうち食傷気味になって見る気が起きなくなる―と
    いうパターンを繰り返している気がする。
 ★他/以下はコメント無しで作者と書名を列挙。
  半村良『産霊山秘録』 ハヤカワ文庫→集英社文庫
  眉村卓『消滅の光輪』 ハヤカワ文庫→創元SF文庫
  河野典生『街の博物誌(正・続)』 ハヤカワ文庫→ファラオ企画
  水見稜『野生の夢』 ハヤカワ文庫
  村上春樹『羊をめぐる冒険』 講談社文庫
  いとうせいこう『ノーライフキング』 新潮文庫→河出文庫
  横溝正史『獄門島』 角川文庫/創元推理文庫など
  殊能将之『ハサミ男』『美濃牛』 講談社文庫
  上田秋成『雨月物語』 ちくま学芸文庫/角川文庫ソフィアなど
  根岸鎮衛『耳嚢』 岩波文庫など
  作者不詳『今昔物語』『日本霊異記』 岩波文庫、平凡社ライブラリーなど

その他の作家・作品(海外③)_My favorite 18

 個別に取り上げなかった作家や作品を、まとめて挙げる3回目。前回に引き続き海外の作家・作品について。

 ★ダン・シモンズ
  「ハイペリオン2部作」「エンディミオン2部作」 以上、ハヤカワ文庫
    *ダン・シモンズはこの2つの2部作だけで、後世に残る価値が充分にあると思う。
 ★マーヴィン・ピーク
  『タイタス・グローン』『ゴーメンガースト』『タイタス・アローン』
                  (ゴーメンガースト3部作) 以上、創元推理文庫
    *何も言うことは無い。こんな作品が生まれてくるのだからイギリスは凄い国だ。

 ★他/以下はコメント無しで作者と書名を列挙。
  キース・ロバーツ『パヴァーヌ』 サンリオSF文庫→扶桑社
  クリストファー・プリースト『逆転世界』 サンリオSF文庫→創元推理文庫
  クリス・ボイス『キャッチワールド』 ハヤカワ文庫
  ピエール・プロ『この狂乱するサーカス』サンリオSF文庫
  ジョン・クロウリー『リトル・ビッグ』 国書刊行会
  チャールズ・L・ハーネス『ウルフヘッド』 サンリオSF文庫
  ミッシェル・ジュリ『熱い太陽、熱帯魚』『不安定な時間』 サンリオSF文庫
  リチャード・バック『かもめのジョナサン』 新潮文庫
  ハーラン・エリスン『世界の中心で愛をさけんだけもの』 ハヤカワ文庫
  ロバート・ストールマン『孤児』『虜囚』『野獣』(野獣の書3部作) ハヤカワ文庫
  G・ガルシア=マルケス『百年の孤独』 集英社
  ラブレー『ガルガンチュア』『パンタグリュエル』 岩波文庫/ちくま文庫
  蒲松齢『聊斎志異(りょうさいしい)』 岩波文庫/平凡社ライブラリー
  紀(きいん)『閲微草堂筆記(えつびそうどうひっき)』 平凡社ライブラリー
  作者不詳 『捜神記』『神仙伝・列仙伝』 以上、平凡社ライブラリー

※以上で海外は終了。次回は国内篇(にするつもり)。

その他の作家・作品(海外②)_My favorite 17

 個別に取り上げなかった作家や作品を、まとめて挙げる2回目。前回に引き続き海外の
作家・作品について。
 なお前回書き忘れたが、ここに挙げる作品の基準は概ね「何回も読み返したいと思うか?」
ということ。

 ★クリフォード・D・シマック
  『都市』『小鬼の居留地』『中継ステーション』 以上、ハヤカワ文庫
  『再生の時』 ハヤカワSFシリーズ
    *クラークの次くらいに嵌まった作家。『小鬼の居留地』は新井苑子の挿画が
     とても好きだった。
 ★フランク・ハーバート
  『鞭打たれる星』『ドサディ実験星』 以上、創元推理文庫
    *ハーバートは「デューン」シリーズよりも『鞭打たれる星』にはじまる
     「ジャンプドア」シリーズの用が好いと思う。
 ★アルフレッド・ベスター
  『虎よ、虎よ!』 ハヤカワ文庫
  『ゴーレム100』 国書刊行会
    *『ゴーレム100』は「ゴーレム100乗」というのが正しい読み方。
     コードウエィナー・スミスやハーラン・エリスンと同じで、なぜだか知らないが
     読むと「格好いい」という印象をもつ作家のひとり。文体が他と違うのかな?
 ★マイクル・コニイ
  『冬の子供たち』『ブロントメク!』『ハロー・サマー・グッドバイ』
                            以上、サンリオSF文庫
    *彼については何も言うことは無い。(笑)
     ただひたすら次作が訳されるのを待ち望むのみ。
 ★マイクル・ムアコック
  『紅衣の公子コルムシリーズ』『エルリックシリーズ』 以上、ハヤカワ文庫
    *エルリックにはひとつ条件があって、『ストームブリンガー』までの分が好み。
 ★ボリス・ヴィアン
  『うたかたの日々』『心臓抜き』『北京の秋』『人狼』 以上、早川書房
    *ヴィアンはハードボイルド作品ではなく幻想・不条理系の作品に秀作が多いと思う。
 ★チャールズ・デ・リント
  『リトル・カントリー』『ジャッキー、巨人を退治する!』 以上、創元推理文庫
    *たまに無性に読み返したくなる作家のひとり。
 ★カート・ヴォネガット(ジュニア)
  『タイタンの妖女』『ローズウォーターさん、あなたに神の御恵みを』
  『チャンピオンたちの朝食』 以上、ハヤカワ文庫
    *『タイタンの妖女』は爆笑問題の太田光が絶賛しているが自分も同感。
     Myオールタイムベストに入る作品。
 ★スティーブン・キング
  『呪われた町』 集英社文庫
  『IT』 新潮文庫
    *『IT』以前のキングはどれも好い。長いのでどれかひとつ読み終わると、暫くは
     「腹がいっぱい」になるのが難点。(笑)

※海外③につづく
最新記事
カテゴリ
プロフィール

舞狂小鬼

Author:舞狂小鬼
サラリーマンオヤジです。本から雑誌、はては新聞・電車の広告まで、活字と名がつけば何でも読む活字中毒です。息をするように本を読んで、会話するように文を書きたい。

最新トラックバック
FC2カウンター
最新コメント
リンク
月別アーカイブ
検索フォーム
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR